前回は日本で結婚式を挙げるための全体の流れについて軽くまとめました。
今回は私が海外で行った準備をメインにまとめました。費用の目安なども載せているのでこれから式を挙げようとお考えの方々の参考になれば嬉しいです。
海外で準備したこと
私が海外で準備したことは大まかには以下の通りです。
・レストランの手配(オーナーさんとLINE)
・神社の方とのやりとり(宮司さんとLINE)
・参列者確認と必要な小物の準備(席次表・席札作成)
・招待状の作成(オンライン)
・引出物調達(主にオンラインで手配)
・感謝の手紙
・リングピロー作成(なくてもOK)
・プランナーさんとのやりとり(挙式3、4か月前より開始~)
基本的にプランナーさんとはメールでのやりとりになりますが、挙式プランをご案内していただく際や衣装合わせなど大事な部分はオンライン打ち合わせ(ZOOM)になります。
挙式プランの打ち合わせは1時間半ほどだったような気がしますが丁寧に説明していただいた記憶があります。
衣装合わせについては、早めに衣装を抑えておかないと後に選べる選択肢が少なくなってしまうとのことでしたので、和装ということもあり事前にオンラインで決定しました。
衣装さんが一つ一つ衣装を見せてくれて、気に入ったものを選び、小物のオプションもこの時に追加できます。
夫は挙式では袴、そしてお色直しではタキシードを着る予定だったのですが、タキシードのサイズ調整として挙式の3週間ほど前(帰国後)に試着した際、イメージとかなり違っていた+袴が気に入ったので袴一択に変更しました。衣装を変更しない分には追加料金など発生しませんでした。
そして当日スケジュールはおおよそ挙式から3か月ほど前に送られてきました。
【費用について】挙式プランと会食・神社に納める額
挙式プラン
参考までに私が利用した和婚スタイルの挙式プラン一覧を載せておきます。
挙式プランも様々で、時期やオプション、参加人数によっても変動があります。
私は神社挙式+お色直し+写真撮影プランにしたのですが、やはりオプションで結構値段が変わります。
選んでいるとどうしてもベーシックなものから変更したくなっちゃうのですよねこれが。
私も夫も衣装を少しアップグレードしました。
また、衣装に関しては母の留袖、夫の父のモーニングも追加しました。
夫の父のモーニングがこれまたすんごい似合ってて本当に良かった。
また、メイクにこだわりまたは不安のある方は、絶対にメイクリハーサルをやってもらった方が良いと思います。
こちらも追加のオプションに含まれるのですが、私はやってもらって良かったです。
試しに塗ってもらった色が自分好みでなかったら、何度でもやり直してもらえるので助かりました。
私の場合は一番最初にして頂いたメイクがかなり想像と違っていたので、リハーサルを行ったことにより自分の理想に近づけたので良かったの一言につきます。
結果、私の気に入った色の口紅やアイシャドウ、髪型でとっても素敵に仕上げて頂きました。
お得な点は、その月限定の特典があったり、動画撮影などのオプションを追加することにより割引が適用され、結果的に私たちの場合は6万円ほどのお値引きがありました。
(お値引き額はそれぞれのプラン、申し込んだ月、キャンペーンなどにより変動します)
会食会場
挙式プランはいくつかあり、会食会場付きのものなどありましたが、私たちの選んだ神社は和婚スタイルの提携している会食会場がなかったため、別途手配することとなりました。
神社からほんの少し車で移動することになるのですが、親族のみだったので数台の車に乗り合わせて移動してもらいました。
私たちがお世話になったレストランがこちら「スポンタネ」さん。
素材にこだわったフレンチレストラン。
なんといってもこの内装がまず素敵!
これはもう、大原野神社で和婚するならここしかないんじゃないの?というぐらい和装にピッタリ!
こちらのレストランは電話番号のみの記載で、海外から電話が出来なかったので母にお願いして連絡を取ってもらいました。
その後はオーナーさんのLINEを教えていただき、参加人数や配席、食材アレルギーなど詳細を詰めていきました。
金額としましては最終的にコース料金+ドリンク代+オプションで追加したもの(お花やケーキ)の合計金額となります。
こちらは人数やオーダーするドリンクの量などによって変更するので、気になる方は事前にだいたいの料金の目安をお店にご確認頂いた方が良いと思います。
私たちはお店の雰囲気、お料理、スタッフの方のご対応全て含めて、大大大満足しています。
感謝しかありません。
神社に納める初穂料
神社の予約は一旦直接神社へ行き予約を完了しなくてはいけなかったので、こちらも母にお願いして予約をしてもらいました。(めちゃくちゃ母使う。笑)
神様にお供えするお金のこと。神様へ感謝の気持ちを込めて、その年初めて収穫された稲穂(初穂)をお供えしていたことが由来。
出典:マイナビウエディング
神社に挙式を執り行ってもらうために納めるものになるので、式場でいう「挙式料」が神前式の場合は「初穂料」という形になります。
私たちが大原野神社へ納めた初穂料は以下の通りです。
なお、和婚スタイルは大原野神社と提携している業者ではないので、カメラマンや衣装持ち込み料が別途かかってきます。
初穂料: 80,000円
カメラマン持込: 5,000円
ビデオカメラマン持込: 5,000円
衣裳持込: 30,000円
支度室料(新郎新婦分・親族分): 10,000円
合計:13万円
※料金は2022年10月時点のものですので変動する場合があります。
初穂料は神社により異なりますので、他の神社をお選びになる場合は各自ご確認ください。
ちなみに初穂料を納める際は当日の手渡しでも可能でしたが、何かとバタついてしまうのではという懸念があったので事前振込の形をとりました。
何となくやはり手渡しの方が良いのではという気持ちもあったのですが、2022年10月といえばようやくコロナが落ち着き始めたかな?という所だったので、そういう面も考えて振込で初穂料を納めさせていただきました。
宮司さんとのやりとりも主にLINEで行うことが可能でした。
本来であれば直接お伺いして、お願いしますと言いたかったのですが、コロナ渦と準備期間の関係でこういった方法となりました。
宮司さんもとても素敵な方でこのような形でもご対応してくださったことに感謝しています。
参列者確認と必要な小物の準備(席次表・席札作成)
プランナーさん、神社が決まる頃と同時に参列者の確認を行いました。
当時はまだ日本ではコロナ渦が収まりかけたかな?という時期だったというのもあり親族のみ招待する形にしました。
本来であれば大好きな友人たちも招待したかったのですが、コロナ渦で人が密になる場所に招待するのも気が引けるという点と、神前式の参列者数やレストランの収容人数を考えた時に少人数で行うべきかと考えたため親族のみで行いました。
参列者が決定したら、宮司さんに参列人数・名前・新郎新婦との関係性を連絡し、レストランの方には誰がどの席に座るかという席次表を送りました。
レストランの方に席次表を送る際は、それぞれの名前のところに新郎新婦との関係性とアレルギーの有無などを追記して送りました。
席札は家にプリンターがあったので、席札にできそうな紙を買ってきて自分で柄と名前をプリントし、一人ひとりメッセージを記入したものを作成。
さらに席札が挟めるように折り鶴を作り、その上にセッティングしてもらう形にしました。
これらの作業が結構時間がかかったのです。
こんなに努力して作ったものの、写真が一切残っていなかった・・・とほほ。笑
やはり親族のみの会食となると残る写真は少ないかもしれません。
また、夫の両親には料理のメニューがわかるように事前に英語のメニューを作成しておきました。
メニューが確定するのは日本に帰国後だったので、凝ったものは作れませんでしたが和紙に手書きで書きました。これはちゃんと写真に残っていました。さすが夫の両親!
WEB招待状の作成(挙式3か月前)
参列者が決まった時点で招待状を作成しました。
和婚スタイルさんでは、招待状の代理作成などは行っていなかったので、迷ったあげくオンラインで送ることにしました。時代の変化を感じます。
これも本来なら紙で送りたかった~!という気持ちがありますが、結果的に終えてみるとそこまでこだわる必要もなかったかなとは思います。
オンラインであればいつでも見ることが出来、編集もしやすくLINEなどで共有できるので便利でした。
私は以下の楽々ウエディングから招待状を作成しましたが、写真や地図、挙式の詳細などがUP出来るのでオススメです。
引出物調達(挙式2か月前に手配)
引出物も和婚スタイルさん経由で準備してもらうことは可能でしたが、取り扱っているカタログギフトの内容が値段のわりに自分好みではなかったので、それなら自分で手配する方が良いか!と思い全てオンラインで手配しました。
カタログギフトで検索するといくつか種類が出てくるので、良さそうな品が入っている、自分が貰ったら嬉しいかな?というギフトを選びました。
これらは使用期限などがあるのであまり早めには注文せず、挙式より一か月以内に実家に届くように送りました。さらにその他の引出物も全てオンラインで調達し、ラッピングが必要なものは自分でラッピングしました。
引出物を自分で調達することで、労力はやはりかかりますが費用はかなり抑えられるかと思います。
感謝の手紙
結婚式で母へ感謝の手紙を読むことがひとつの夢でもあったので、これだけは会食時に絶対入れようと決めていました。
当日は読みながら自分で泣いてしまいましたが、読み終わった後に6歳の姪っ子が「すごいなぁ~!」と感銘を受けたリアクションをしてくれたので救われました。笑
リングピロー作成(挙式1ヵ月前)
結婚式の海外で出来る準備は全て1人で行ったので、てんやわんやしていたのですが意外とスケジュール通りに進めることができ、時間に少し余裕が空いた際にリングピローを自分で作成しました。
木箱は購入したものではなく、木を自分でカットし、貼り合わせるところから作りました。
布はオンラインで購入したものを縫い合わせ、中に綿を詰め込み、パールのビーズをリング留めにしました。
意外と簡単だけど自分で作ったものなのでやたらと達成感があります。笑
これは挙式前にカメラマンさんが写真に収めて下さっていたのでよかったです。
※大原野神社ではリングピローがなくても神社の用意してくれるものを利用することも可能です。
つづく(次が最後!)
思いのほか結婚式のことを全て語ろうと思うと長文になってしまうことに気がつきました。汗
結婚式準備の他にも、夫の両親が日本に来てくれるということで旅のしおりを作成したり特例ビザの申請をしたり(コロナ渦だったので)など、追加で用意しなくてはいけないものが多々ありました。
これだけは言えます。これらの準備が自分で出来るあなたは、何でもできるので今後何も心配ありません!
不安な点や気になる点があれば少しでもお力になれればと思いますので、気兼ねなくコメントしてくださいね。
次の記事では、
日本へ帰国してから挙式までに行った準備
和婚スタイルを利用した感想
「メリット・デメリット」
後悔していること
和婚をやってよかった?やらなきゃよかった?
などの内容をお伝えします!
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