NZで新型コロナウイルス(COVID-19)2人目の感染者を確認

COVID-19 ニュージーランド
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NZ最初の症例

ニュージーランドでのCOVID-19初の症例は、2月26日にイランからバリ経由で帰還した60代のニュージーランド人。

その人が搭乗したフライトは、オークランドに到着のエミレーツ航空EK450便。

本人は搭乗している時点で体調が悪いことを把握していましたが、そのまま家族の迎えに来た車で家に帰ったとのこと。
しかしそれを聞いた家族は心配し、その人に医師の診察を受けることを勧め、同日オークランドの市立病院で検査が行われました。

その結果、COVID-19の陽性反応が確認され、オークランド市立病院で入院・隔離中です。
患者の状態は回復傾向にあります。

2症例目

COVID-19の2番目のケースは、30代の女性でニュージーランド人。
彼女は1週間以上前に、北イタリアからオークランドに帰国していました。

この女性は、公衆衛生および地区保健委員会のスタッフからの適切な臨床的支援を受けて、自宅で自己隔離状態にあります。

さらに、女性のパートナーも症状を示しており、現在検査中です。

「接触追跡」

コロナウイルス検査で陽性となった女性がニュージーランドに戻った便は、シンガポール経由でオークランドまで。

2月25日-NZ0283 シンガポール → オークランド

さらに彼女は、ニュージーランドの国内線で2便乗っています。

3月2日-NZ5013 オークランド → パーマストンノース

3月2日-NZ8114 パーマストンノース → オークランド

公衆衛生スタッフにより、このフライトの濃厚接触者の追跡に加えて、関連情報を提供するためにこのフライトに搭乗していた全員と連絡が取られます。濃厚接触者とは、同じ列の席に座っていた人たちに加え、前後2列に座っていた人です。このフライトに搭乗し、懸念がある、または情報が必要な場合は、
ヘルスライン0800 358 5453にお問い合わせください。

このCOVID-19専用番号は無料で、24時間、週7日利用可能です。

ニュージーランドの行動制限措置

日本からの渡航者に対する入国制限(※クック諸島)

クック諸島政府は27日、新型コロナウイルスへの対応措置として,日本を含む渡航者を対象とする入国制限措置を発表。
「クック諸島に入国しようとする者で、過去14日間に中国、香港、台湾、マカオ、日本、シンガポール、韓国、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、ラオス、イタリア、イランに滞在していた者」はクック諸島への入国が拒否されます。

その他のエリア

新型コロナウイルスへの感染が懸念される国・地域を二つのカテゴリーに分け(日本は「カテゴリー2」に分類)、以下のとおり呼びかけています。

■カテゴリー1a:中国本土、イラン
過去14日以内にカテゴリー1aに渡航又は通過した人は、14日間自主隔離し、カテゴリー1aの国を出発した後にヘルスライン(0800-358-5453)に連絡すること。

■カテゴリー1b:北イタリア、韓国
渡航制限は設定されていないが、ニュージーランドに渡航するすべての人に14日間の自主隔離を要請し、カテゴリー1bの国を出発した後にヘルスライン(0800-358-5453)に連絡すること。

■カテゴリー2:香港、イタリア(北イタリア以外)、日本、シンガポール、タイ

カテゴリー2(空港通過を除く)の国または地域からまたは経由して旅行したことがある人は、COVID-19の症状に注意する必要があります。カテゴリー2に渡航又は通過した人で、発熱・咳・呼吸困難の症状がある人は、以下のCOVID-19専用ダイヤルに電話するか、かかりつけ医に電話で連絡すること。

【COVID-19専用ダイヤル】
0800-358-5453 (無料)
64-9-358-5453 (NZ国外から)
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さいごに

ニュージーランドでもコロナウイルスの感染が判明し、オークランドのスーパーマーケットなどでは買いだめに走るお客さんで溢れかえりました。

様々な情報が交錯する中、正しい情報がどれなのか判断が難しいですが、詳しい最新情報は関係機関より都度ご確認下さい。

上記にお伝えしている情報は現時点(2020年3月4日)のものです。

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