抗菌作用はマヌカハニーの2倍!?今注目のカヌカハニーがすごい!

Bee my honeyのはちみつニュージーランド
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みなさん、「カヌカハニー」の存在をご存知でしょうか?

実は今、「あのマヌカハニーを超えるのでは」とニュージーランドでじわじわとカヌカハニーが注目を浴びているのです。

今回はそのカヌカハニーについて、マヌカハニーと比較しながらご紹介していきます。

その前に、「マヌカハニー」ってよく聞くけど、正直何がすごいのかわかってないよ・・・

という方もいらっしゃると思うので(私がそうだった)、まずはマヌカハニーのおさらいから。

既に知ってるよ!という方は目次から先へ飛んでください。

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そもそもマヌカハニーって?

マヌカハニーは、Leptospermum scoparium(フトモモ科ギョリュウバイ)という木の花から採られた蜂蜜のことを指します。
この木のことをニュージーランドでは「マヌカ」と呼び、マオリ語で「復活の木」または「癒しの木」という意味が込められています。
ニュージーランドの原住民「マオリ族」は、マヌカの木を蒸した蒸気や煮汁を飲んで風邪や胃の不調を治したり、オイルを凝った肩、リウマチ関節、傷口や火傷のあとに塗ったりして活用してきました。

マヌカハニーは通常の蜂蜜よりも抗菌、抗炎症作用が高く、ピロリ菌を抑制する作用があることが証明され、 より健康に良いとたちまち話題になったのです。

一般的なはちみつとの抗菌作用の違い

マヌカハニーには、一般的なはちみつにはない「メチルグリオキサール」という抗菌成分が含まれています。

2008年にドイツの研究者であるトーマス・ヘンレ博士が、マヌカハニーの抗菌活性成分がメチルグリオキサールであるということを発表しました。

この成分は体内で分解されることがなく、熱や光にも強く、細菌への浸透率が高いことが判明しました。

オーストラリアと対立?

このLeptospermumに属する木はニュージーランドとオーストラリアの南東部に自生しています。

しかし、この木にも様々な種類があり、ニュージーランドとオーストラリアの木は全く同じというわけではありません。

オーストラリアの同種である木は「Jelly Bush(ジェリーブッシュ)」と呼ばれ、蜂蜜はジェリーブッシュハニーと呼ばれていましたが、「マヌカ」の知名度が上がったタイミングでオーストラリアでも「マヌカハニー」として販売されるものが増えました。

それに対しニュージーランド側は、マオリ語でもある「マヌカ」が他国で表示されることを懸念し、全世界で「マヌカハニー」という名前が使われないように商標登録を進めています。

しかしオーストラリア産のものであっても、高い抗菌作用がありメチルグリオキサールが含まれていることが証明されています。

それでも木の種類が全く同じというわけではないので、ニュージーランド産とオーストラリア産では味や粘着性など異なります。

偽物のマヌカハニー?

マヌカハニーの殺菌作用が全世界に広まった後、偽物のマヌカハニーが世界中で販売されました。

というのも、ニュージーランドのマヌカハニーの生産量をはるかに上回った量のマヌカハニーが世界中で販売されたからです。

2013には香港で、マヌカハニーに砂糖水を混ぜて薄めたものが検査機関によって見つかりました。

また普通のはちみつに、メチルグリオキサールを人工的に添加したものなども販売されていたりと、本物とは言えないマヌカハニーが販売されました。

本物の見分け方

1. ニュージーランド産

正真正銘のマヌカハニーを見分けるには、まず生産地を確認しましょう。

ニュージーランドでは、はちみつの輸入が禁止されているため「ニュージーランド産」と記載されている場合は、確実にニュージーランドで作られたはちみつです。

そして、ニュージーランドから他国に輸出されるマヌカハニーは、マヌカの木の蜜から作られていることを証明するために厳しい基準を満たさなければなりません。

2.認証ラベルの確認

ニュージーランド政府は2017年12月に蜂蜜のすべてのバッチを実験室でテストし、マヌカハニーの定義として固有の4つの化学マーカーとマヌカ花粉からの1つのDNAマーカーを含むことを示す規則を導入しました。

新規格に適合するはちみつのみが、ニュージーランド産マヌカハニーとして認定されるのです。

その認定の証としてつけられているラベルには代表的なものとして「UMF」「MGS」「MGO」というものがあります。(ニュージーランドの政府認定済)

UMF、MGS、MGOの違いは?

UMF・・・同じ濃度のフェノール溶液(消毒液)と同じ殺菌力があることを示す数値

MGS・・・UMFをさらに厳しい基準にしたもの

MGO・・・マヌカハニーの殺菌成分「メチルグリオキサール」含有量を表す数値

3つのうちのラベルが貼られていたら安心ってことだニャ
解説をする茶トラの猫

下記の表で、マヌカハニーのボトルに貼られているラベルの数値を見てどのような効果が期待できるか簡単にご覧いただけます。

UMF, MGSMGO効果の違い(目安)
5+83+栄養補給レベル
10+263+健康維持や風邪予防に適したレベル
12+356+
15+514+感染症予防、体調回復など十分な抗菌力があるレベル
18+696+
20+829+優れた抗菌力で消化器官の改善に適したレベル
23+1046+
25+1200+医療現場でも使用される最高レベルの抗菌力

このように、レベルによって作用が違ってきますがマヌカハニーには優れた殺菌力があることが証明されています。

これでマヌカハニーの良さについてはご理解いただけたでしょうか?

前振りがかなり長くなってしまいましたが、ここからが本番!今回の記事で伝えたいことです。笑

マヌカハニーの凄さを知っていただくことにより、カヌカハニーの偉大さがよりわかりやすくなるかと思ったので、ここまで詳しくご説明させて頂きました。


マヌカハニーを超える!?カヌカハニーの存在

名前がマヌカハニーと似ているカヌカハニー。

その花の見た目も実はそっくり。

マヌカの花とカヌカの花の違い
出典;https://jp.avocalife.co.nz

こんなに似ている見た目の花を咲かせるマヌカハニーとカヌカハニーですが、味やテクスチャは全く違います。

マヌカハニーは結構独特な風味が特徴的ですが、個人的にはカヌカハニーの方があっさりとしていて好きです。

マヌカハニーと何が違うの?

現段階の研究によると、カヌカハニーには、マヌカハニーにたくさん含まれている殺菌作用のあるメチルグリオキサール(MGO)が少量しか含まれていません。

え?それってよくないんじゃないの? カヌカハニーが良いってガセネタかよ・・・

と思いがちですがちょっと待ってください。

マヌカハニーに有益な成分が含まれているように、カヌカハニーにもとっても有益な成分が含まれているのです。

Crown Research Institute Industrial Research Limitedの研究により、カヌカハニーには他のハチミツよりもアラビノガラクタン(AGP)と呼ばれる有益な成分がマヌカハニーの約2倍含まれていることが発見されました。

このAGPは抗菌性抗炎症作用に優れており、やけど、にきび、湿疹、酒さ、ヘルペスなどの炎症性皮膚疾患の治癒と修復に役立つことがわかっています。

マヌカハニーは内から、カヌカハニーは外から治癒する、と言ったらわかりやすいでしょうか?いやわかりにくいか。

もうちょっと踏み込んだ研究結果をシェアします。

免疫系に対するカヌカハニーの刺激効果を確認する研究について
このテストでは、カヌカハニーは免疫系の細胞を刺激してマクロファージと呼ばれる免疫系からサイトカインを放出させる成分を含んでいたと結論付けられました。
サイトカインとは、感染を示す傷の治癒と修復、または炎症に寄与するタンパク質です。
これらの成分は、カヌカの花の蜜に含まれているため、はちみつにも含まれています。
カヌカハニーには、過酸化水素と呼ばれる成分が含まれており、抗菌活性を有します。
この抗菌活性により存在する細菌のDNAを破壊することができます。
対照的に、マヌカハニーにはメチルグリオキサールが存在するため、マヌカハニーでは過酸化水素の生成が抑制されてしまいます。
カヌカハニーの主要な抗菌作用は、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌を完全に除去するのに役立つことが示されています。

これらの利点により、カヌカハニーはスキンケア成分や炎症性皮膚疾患の治癒力がマヌカハニーよりもはるかに優れていると判明しました。

それにより、世界の医療機関や美容に携わる企業がこのカヌカハニーに着目して研究を進めています。

現在は安価で販売されているカヌカハニーですが、価格が高騰するのも近いかも!?

クライストチャーチでオススメのはちみつ屋さん

他の記事でも軽くご紹介しましたが、私がいきつけのはちみつ屋さんがあります。

Bee my honeyの入り口 Bee my honey

それがここ「Bee my honey」

Bee my honeyのはちみつ Honey巣箱 倉庫
Bee my honeyのはちみつ Bee my honeyで売られているはちみつ はちみつを作る工程

色んな種類のはちみつが安価で販売されています。

私が訪れた時はマシーンが使われていないタイミングだったのですが、奥さんが中まで案内してくれてはちの巣箱や倉庫まで見学させてくれました。

カヌカハニーもお気に入りなのですが、個人的にラベンダーのはちみつが大好きです。

ぜひクライストチャーチにいらっしゃる方は訪れてみてください。

Bee My Honey NZ
住所:251 Tancreds Road, Christchurch 7672
月曜~金曜日 9:30~17:30 / 土日 10:00~17:00
サイトURL:https://beemyhoneynz.com/

 

さいごに

いや~、面白いですね。

マヌカハニーとカヌカハニーそれぞれにある主要な成分が違っていて、それらがまた別の役割を果たしているとは・・・。

昔、はちみつを唇に塗ってラップで5~10分唇を覆うという「はちみつパック」が一時期流行りましたね。

これをカヌカハニーでやるとすんごいプルンプルンな唇が手に入りそう。笑

家にカヌカハニーがあるので、唇が荒れた時に試してみたいと思います。

余談ですが、巷ではマヌカハニーがコロナウィルス(COVID-19)の予防に効果的だという噂があります。

抗菌作用があることから可能性は無きにしもあらずですが、

現時点ではその証明となる研究結果は出ていないので、

「マヌカハニーでコロナ予防!」など謳っている商品は安易に信用しないようにしましょう。

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