先日、警察証明書(無犯罪証明書や犯罪経歴証明書とも呼ばれる)の申請を行いました。
ニュージーランドに2年以上滞在する予定のビザ(ワークビザ・パートナーシップビザなど)を申請する場合は、この警察証明書が必要となります。
この申請は、ビザ申請すると決めたなら、
なるべく早めに行っておいた方が良いです。
その理由は、世界各国から警察証明の依頼が日本に送られるので、処理するのに時間がかかり、申請してから証明書を入手するまで最大で3ヶ月ほどかかってしまうからです。
私の場合、今のビザが残り3ヶ月もないので、もう少し早めに動いておいても良かったなと思っています。笑
ちなみに、警察証明の有効期限は発行されてから6ヶ月間です。
証明内容と申請料
日本国内での犯罪歴の有無が証明されます。
申請料は無料です。
☆必要書類☆
・警察証明書発給申請書
・パスポート
・申請理由を証明する書類(記入済の査証申請書等、書面で用意)
・受け取りに郵送を希望する場合は、クーリエの返信用封筒(送料支払い済み、宛名記入済み)と警察証明書の郵送依頼書
※ビザをオンライン申請する場合は必要事項を入力後、画面を印刷したもの
申請理由を証明する書類の準備に時間がかかる
警察証明を入手するまでに一番手間がかかったのがこの作業です。
あいまいな理由では警察証明を入手することはできません。
そのため、何のために証明書を入手する必要があるのか、
申請理由が証明できる書類を準備しなくてはいけないのです。
私は、警察証明はパスポートと指紋さえ採取すれば入手できるもんだと思っていました。
なので私は領事館のHPの詳細を見た瞬間、
一旦、何もしたくなくなりました。
申請理由が証明できる書類 = ビザ申請書を全て記載し、写真も貼り付けたもの
が必要ってことは・・・
警察証明書入手をするために、それ以前にビザ申請書の記入をしないといけないということね。。。
そして写真も貼り付けないといけないとなると、結構手間と時間もかかる。
※パートナーシップビザ申請の場合は、パートナーの申請する書類も必要になりますので、ご注意ください。
パートナーシップビザ申請書(INZ1198、INZ1146)を印刷し、
必要事項を記入した後、写真を貼り付けます。
貼り付ける写真について
パスポートサイズで6ヶ月以内に撮影したものが必要となります。
お店で写真を撮ってもらうのが一番確実です!
私の場合はお店に行くのも時間がかかるので、
Passport Photoというアプリを使用して撮影し、それをプリンターで印刷しました。
ビザのアルバム作成用に、写真用の光沢紙を持っていたのでそれを使用。
でき具合は証明写真と変わらなかったので、プリンターと写真用の光沢紙がある人はそれを使うのもアリですね。
小さなことですが時間とお金の節約になります!
原本 or コピー どっちが必要?
私が地味に悩んでいたのが、原本かコピーどっちが必要なの???
ということでした。
領事館のHPにそこまでの詳細は書いてないし。。。
結局、備えあれば患いなし!ということで両方持って行きました。
窓口で、
コピーでも大丈夫ですか?
とお伺いしたところ、
大丈夫ですよ
と言ってもらえたので、その方にお渡ししました。
そしたら結局、そのコピーをコピーしていました。笑
そういうことなら「コピーなので持っていってくれて大丈夫です」って言っておけばよかったけど後の祭り・・・
というわけで、現場でコピーしてくれるので持参するのは原本で大丈夫です。(クライストチャーチの場合)
書類が整ったらいよいよ申請!
☆申請場所☆
申請する本人が窓口に行って申請する必要があります。(代理では受付けてくれません)
申請場所は2019年時点で下記の3拠点のみとなっています。
・オークランド日本国総領事館
・ニュージーランド日本国大使館(ウェリントン)
・クライストチャーチ領事事務所
申請するにあたり、自分が住んでいる地域の管轄が決まっているので、
参考にしてください。
出典:https://www.nz.emb-japan.go.jp/images/cgj_map.png
南島でも、ウェリントンが管轄になっている地域が多いのですが、わざわざ北島まで行くのも大変ですよね。
クイーンズタウンにお住まいの方で、管轄は違えどクライストチャーチで申請出来たという方もいるので、一度電話で確認してみてください。
☆予約について☆
原則として当日に指紋採取するので、申請するには事前予約が必要となっています。
(あらかじめ警察署や郵便局で指紋採取し、窓口に提出することも可能ですが、その際も事前に問い合わせる必要があります。)
オークランドの場合はネットからの予約が可能ですが、クライストチャーチとウェリントンの場合は電話での予約が必要となります。
ウェリントン:04-473-1540
クライストチャーチ:03-366-5680
英語でももちろん通じますが、日本語も通じるので安心してください。
私はクライストチャーチの領事事務所に電話し、予約を取りました。
この予約が電話した翌日に取れたのでラッキーでしたが、
他の管轄や繁忙期には1ヶ月や2ヶ月待ちということもあるようなので、ご注意ください!
こういう点も踏まえて、やはり警察証明は早い段階でやっておいた方が良いと再認識。
【当日の流れ】
予約の時間に領事事務所へ行くと、入館前に警備員に一声かけてくださいという看板がありました。
それに気づいたと同時に、警備員の方が出てきたので、一緒に中に入って取り次いでもらいました。
事務所はこじんまりとした小さな事務所で、私が訪れたタイミングでは、他に一人もいませんでした。
そしてパスポートと書類を提出し、指紋採取の紙に自分の情報を記入します。
ほんの少しだけ待っている間に館内を見渡すと、もののけ姫のDVDが流れていました。
なんか、いいなぁ・・・
そして担当の方が戻ってきたら、指紋採取にとりかかりました。
事務所の端の方に、かなり簡易的なのぞき放題の壁(パーテーション)があり、
そこで指紋採取をします。
指紋採取の方法はアナログで、指がインクまみれになります。
そして自分の薬指の動きが硬すぎて笑いました。
インクまみれになりますが安心してください。ちゃんと濡れティッシュが用意されています。
そして無事に指紋採取が終了。
受領書をもらっておこう
ここで、もらっておいた方が後々便利なのが、受領書です。
ビザを申請したいけれど、警察証明書がまだ手元に届いていない・・・ということが起こりうると思います。
現在お持ちのビザの期限がギリギリの方なら得に、すぐにでも申請したいところですよね。
移民局は全ての必要書類が揃っていなくても、ビザ申請を受理してくれる場合がありますが、この際に「警察証明書を請求している」と明確にしないといけません。
口頭で申請中である旨を説明しても受理されない可能性が高いので、この受領書は貰っておくようにしましょう。
ー追記ー
警察証明が無事手元に届きました。
8月16日に申請し、10月8日にクライストチャーチ領事館へ到着したので、かかった期間は約2ヶ月弱ですね。
これをビザ申請書類と共に移民局に提出すればOKです。
これからが本番
この申請はビザ申請の第一歩!
まだまだやることがたくさんあります。
やることの多さに投げ出したくなることもありますが、負けずに乗り切りましょう~!
ビザ申請に伴う他の作業についても近日中に公開します!
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