ニュージーランドに住むならどこ?私がクライストチャーチを選ぶ6つの理由

アートセンター ニュージーランド
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ニュージーランドへ滞在予定、または住む場所を変えようとしている方、

ニュージーランドのどこに住むべきか迷われることでしょう。

それぞれの環境や嗜好によって住みたい場所は異なるはずです。

そこで今回はそういった方々の参考までに、オークランドにも住んでいたことがある筆者が、

クライストチャーチをオススメするポイントをメリット・デメリット含めてご紹介していきます。

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その1★比較的物価が安い

生活する上で重要となってくるのが、最低限必要となる生活費。

これを大幅に抑えられるのがクライストチャーチ。

人気のフラット(シェアハウス)探しサイト「Trade me」で、人気都市ごとに2019年時点の家賃平均を調べてみました。

Trademe

【ニュージーランドの人気主要都市ごとに比較した家賃の相場】

人気の主要都市で、フラットの1人部屋に住む場合の家賃を比較。

オークランド】
ニュージーランドで1番の大都市。
・週150~250NZD

ウェリントン】
ニュージーランドの首都。
・週150~250NZD

クイーンズタウン】
観光地で人気のエリア
・週220~350NZD

クライストチャーチ】
南島で一番大きな都市
・週100~200NZD

こうして見てみると、クライストチャーチが全体的に$50~100程安くなっています。

クイーンズタウンと比べた場合は$100~150程変わってくるので、

年間でおよそ$5000~$7000近くの差が出てきます。

・どこに住んでも基本給はそんなに変わらない

短期滞在ではなく長期で住み、かつ現地で仕事をする場合、
シェフやハイレベルなバリスタなど手に職のある方は個人の力量に応じて変動します。

しかし、カフェやレストランのサーバーなどの仕事であれば、
ほとんどの地域でニュージーランドの最低時給(2019年の時点で$17.7)または少しだけ高め・・・といった状況です。

クイーンズタウンに住んでもクライストチャーチに住んでも、稼げる額が変わらないとすれば、

クライストチャーチに住み、少しでも余裕のある生活をするか、
貯金してそのお金を旅行に充てることの方が魅力的だと筆者は考えました。

実際に、私がオークランドに住んでいた頃のフラットと今のフラットを比べてみます。

【オークランド】
■家賃:$178
■部屋:スリープアウト(家の外にある部屋)
■清潔度:★★
■バスルーム、キッチン共有人数:6~7人
■市内までかかる時間(バス):30分
■週にかかるバス代:約50ドル~

【クライストチャーチ】
■家賃:$170
■部屋:おしゃれで大きな1人部屋
■清潔度:★★★★★
■バスルーム、キッチン共有人数:2~4人
■市内までかかる時間(バス):20分
■週にかかるバス代:約$35

このように、一見値段がそんなに変わらないのでは・・・?と思いますが、
値段に対するクオリティがかなり高いのです。

おそらく同じような部屋でクイーンズタウンや、オークランドの中心部であれば最低でも$250はするかと思います。

クライストチャーチの基本情報と世界で使える地震アプリ
ニュージーランドの人口とクライストチャーチの基本情報をご紹介。カンタベリー地震で被害を受けたクライストチャーチでは、今も地震の爪痕が残っています。今後に活かせるように世界で使える地震アプリについてもご紹介しています。

その2★バス移動が便利

メトロカード

クライストチャーチのバスは、シティにあるほとんどの観光スポット周辺へ行くことができ、ほとんどが1つのゾーンにまとまっており、メトロカードを作っていればわずか$2.65で色んな場所へ行くことが出来ます。

さらに2時間以内であれば、
何回バスに乗っても$2.65

もし2時間を超えたら合計支払い金額が$5.3になりますが、
そこから値上がりすることはなく、1日最大$5.3で乗り放題になります!
※現金の場合は1回$4かかり、乗り換えも1回のみとなるので注意

バスの利用方法など下記の記事で詳しく紹介しています!

クライストチャーチのバス利用方法と料金、metrocardについて
海外に行くとまず知っておかなければいけないのが、現地の交通事情。今回はバスの利用方法からお得なカードの発行方法まで詳しく説明しています。

その3★主要の観光スポットへアクセスしやすい

クライストチャーチは南島の中心部に位置しているので、ここを拠点に南島の観光スポットへ足を延ばしやすいというのが利点です。

【近場の観光地】交通手段:車の場合

・フランスの雰囲気漂うアカロアへ約1時間半
・壮大なキャッスルヒルへ約1時間半
・南島最大の温泉施設ハンマースプリングスへ約1時間45分
・野生のオットセイやホエールウォッチングが楽しめるカイコウラへ約2時間半

と、どれも日帰りで楽しめる距離。

【宿泊込みでもっと楽しめる観光地】交通手段:車の場合

仮に7泊8日で回る南島のモデルコースを組んでみました。
運転時間が長くなりすぎないように組んだ場合なので、短縮することも可能。

【1日目】星空と湖で有名なテカポへ約3時間
ーテカポ泊ー
【2日目】登山で有名なマウントクックへ約1時間(道中で綺麗な湖Pukakiも観れる)
ーマウントクック周辺泊ー
【3日目】ゆったり過ごせるリゾート地ワナカへ約2時間
ーワナカ泊ー
【4日目】クイーンズタウンへは約1時間(道中でレトロな雰囲気漂うアロータウンにも寄れる)
ークイーンズタウン泊ー
【5日目】ミルフォードサウンドへ約3時間半
ーミルフォードサウンド周辺泊ー
【6日目】最南端の町インバーカーギルへ約3時間半
ーインバーカーギル泊ー
【7日目】ギネス記録にも載ったことのある急な坂道のある美しい街ダニーデンへ2時間半
ーダニーデン泊ー
【8日目】クライストチャーチまで4時間半(途中でティマル周辺に泊まるのもあり)

このようにクライストチャーチから人気の観光スポットへ車で回ることができます。

時間の節約がしたいという方は、クイーンズタウンやダニーデンへ飛行機で訪れるという方法もあります!

さらにクイーンズタウンからミルフォードサウンドへの小型飛行機も出ているので、その手段を使うのも素敵。天候に恵まれれば、かなり綺麗な風景が望めます。

その4★穏やかな人が多い

オークランドからクライストチャーチへやってきて思ったことが、せかせかしている人があまりおらず、穏やかな人が多いということです。

中にはもちろんせっかちな人や、怒りっぽい人もたまにいますが、全体的にはそんなにいない印象。

家からバス停まで歩いていた時に、すれ違う人全員が「Good morning!」と声をかけてくれることもありました。

さらにバスの運転手も声をかけてくれる人が多いと実感しています。

その5★生活しやすい

・ショッピングモール

South city リッカートンモール

オークランドのシティ内にはショッピングモールがなく、郊外まで出ないといけません。

しかしクライストチャーチの場合は、シティにショッピングモールがあり、
買いたいものがすぐに手に入ります。

大きなスーパーマーケットもわりとそこら中にあるので、買い物で苦労することはそんなにありません。

・道が平坦

クライストチャーチはどこに坂道があるんだという程、

道が平ら

です。

ニュージーランドの情報サイト「stuff」でもこう書かれています。

The city centre is flat.
Flat, flat flat. Flatter than a frying pan. It’s like it has been ironed.
(シティの中心部は平ら。
平ら、平ら、平ら。フライパンよりも平ら。アイロンをかけたみたいに。)

どんだけぇ~。笑

いや、でも本当にそれぐらい平らなのです。

ヒールを履きたいという方にはもってこいの場所ですね。

オークランドはシティ中心部でも坂道だらけなので、ヒールを履いている人を見ると、

お主、強者だな。と思います。

サイクリングが好きな方にもとってもオススメ!

その6★自然と街の融合具合が絶妙

◇公園◇

ハグレーパーク

クライストチャーチのシティ中心部にハグレーパークという大きな公園があり、街と自然がバランスよく調和しています。

シティの中心部以外にもたくさん公園があるので、子供のちょっとした遊び場には困りません。

実は、クライストチャーチは倉敷市と姉妹都市で、クオリーパークという公園内には日本の風情漂う倉敷ガーデンがあり、春には桜が舞い散る中でのお花見イベントが行われます。

クオリーパーク

◇動物◇

ヒツジ

クライストチャーチの場合バスや車に乗って、ほんの5分~10分ほどシティの外に出るだけで、

ヒツジウシなどの姿を見ることが可能です。

◇雪山◇

雪山

さらに遠くに見える雪山も、平らな街のおかげで障害物なく見渡すことができ、
空気が澄んでいるのでとっても綺麗な山を望むことが出来ます。

 

◇星空◇

実はクライストチャーチからも星が綺麗に見えます。

条件が合えば、オーロラを観測することも可能なのです!

過ごしやすい気温の中オーロラを観測することが出来るなんて最高。

私も実際に観測してきましたので、良かったらこちらも合わせてご覧ください。

ニュージーランドでオーロラ観測!必須のスマホアプリは?
オーロラといえばアラスカやカナダを思い浮かべる方が多いかと思います。しかし実はニュージーランドでも、南半球のオーロラSouthern lights(サザンライツ)が観測できるのです。筆者も実際にオーロラを観測してきました。最適な気象条件や場所などの詳細含め、ニュージーランドのオーロラについてご紹介しています。

デメリット3つ

様々な視点からのデメリットを考えてみました。

・騒がしいのが好きな人には物足りない

基本的にお店が早く閉まる所が多いので、夜中も開いているお店の選択肢が少なく、
クラブ好きや騒いだりするのが好きな方にはあまり向いていないかもしれません。

・3~10月はほとんど寒い

寒いのに慣れている方なら大丈夫だとは思いますが、3~10月は寒いと感じることが多いです。
あったかくなってきたな~と思っても、5~20度程の気温の変化が1日で感じられることも多々。
風邪を引きやすい方は、1日のうちに四季があるような気温の移り変わりに慣れるまで大変かも・・・。

・2011年に起きた地震の影響で未だに工事が続いている

工事中の街並み

カンタベリー地震の影響で、未だに崩壊した建物が残っていたり、新しい施設などの建設が行われています。
そのため市内など車で移動する際に混雑することもあったり、思っていたイメージと違う・・・と思う方もいるかもしれません。

さいごに

上記の通り考えた結果、クライストチャーチは
・ゆったりとした生活を好む人
・自然好きだけどある程度、街が栄えている所が好きな人
・旅好きな人

にオススメします。

ニュージーランド自体、ヘビや猛獣がいないので、
田舎暮らしに慣れていない方でも比較的過ごしやすいです。

都会から息抜きに訪れるのにはピッタリ。

是非、このスローライフを体感してみてください。

★耳より情報★

地球儀とマップ

海外へ旅行する際、どういったプランを組んだらいいのか、
滞在したことが無い場所なら迷ってしまうことはありませんか?

私の場合なるべく損はしたくないので、情報収集やプランニングにかなり時間をかけてしまいがちです。

しかし、それぞれの施設や旅行サイトによって値段が違っていたりと、調べるのにも一苦労。
1社1社問い合わせるのもかなりの労力が必要です。

そこで、ポチっと旅行の条件を入力するだけで簡単に、
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ちなみに・・・海外でハネムーンをお考えの方も多いかと思います。

海外のハネムーン情報って、どうやって調べれば良いのか戸惑う人も多いはず。

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これでかなりの時間と労力が節約できます!

貴重な海外旅行、思いっきり楽しみましょう♪

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