ニュージーランド生活◆薪ストーブで「1/fのゆらぎ」を感じる

炎が作られたあとの薪ストーブNZ生活
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「1/fのゆらぎ」って何?

今住んでいる家にはトップ画像の薪ストーブがあります。

以前住んでいたホームステイ先や友達宅にも薪ストーブがあったりと、
ニュージーランドでは薪ストーブが主流なように感じます。

日本ではあまり薪ストーブは主流ではなく、
お金持ちの家庭にしかないイメージだったので、
私が薪ストーブを初めてニュージーランドの家庭で見た時は、
Wow!ゴージャス!と思いました。

しかしここではそれが一般的なのだと知って、
よりニュージーランドの良い一面を見れたなぁと実感しております。

薪ストーブの大きな良い点は、

・エアコンなどの人工的な温かさではない温もりを感じることが出来る。
・炎には人の心を癒す効果のある「1/fのゆらぎ」がある

という点です。

ここで「1/fのゆらぎ」って何だ?と思う方のために補足

人にとって心地良いと感じる音のゆらぎ(リズム)が存在すると言われています。
実は、自然界に多くの「ゆらぎ」が溢れています。
心拍音、川のせせらぎ、炎のゆれ、さざ波、雨音…。
いずれも一定のようでいて、その中に予測できない不規則なゆらぎがあります。
それが「1/fゆらぎ」です。
そう、炎の動きは一定のようで一定ではない、
この動きが人間に癒しを与えます。
薪が燃えるだけの映像が、動画配信の人気コンテンツになり、海外では視聴率20%をたたき出したことでも知られています。

それぐらい癒しの効果があるんですね~。

ちなみに「1/fゆらぎ」の歌声を持つ歌手も何人かいますので代表的な方々をご紹介します。

【1/fゆらぎを持つ有名歌手】

・ホイットニーヒューストン
・ジョンレノン
・ポールマッカートニー
・宇多田ヒカル
・松任谷由実
・MISIA
・美空ひばり
・徳永英明
個人的には「夏川りみ」さんは絶対に「1/fゆらぎ」を持ってるんじゃないかと思うんですけど、
違うんですかね?
夏川りみさんの歌声を聞いた赤ちゃんは泣きやむ、とか胎教に良いとかよく聞いたので、少し気になりました。
赤ちゃんじゃない私でも十分癒されています。笑

薪ストーブと暖炉の違い

私は最近までずっと、この薪ストーブのことを暖炉だと思っていました。
しかし、色々調べたところ下記のような違いがあることを知りました。

【暖炉】(Open fire)
扉がない
薪が燃える匂いや音をそのまま感じられる

【薪ストーブ】(Wood stove)
扉がある
実は薪ストーブの方が温かく部屋全体を温められる

暖炉は、扉がないためそのまま薪をくべることが出来ます。
しかし、暖炉で思い出した動画があったので、紹介させて下さい。


暖炉だとこのような悲劇が起こってしまう可能性もあります。

可哀そうだけど初めて見た時は爆笑してしまいました。綺麗に飛んでいった妖精さん。

それに対し薪ストーブは扉があるので、このように妖精さんが燃えてしまう心配はありません。

一見、暖炉の方が扉がない分暖かそうに見えるのですが、
暖炉のまわりは暖かくても、部屋全体を温めるには相当の薪をくべる必要があります。
しかし薪ストーブだと、扉を閉めることによってストーブ全体が温まり、その熱によって部屋全体を素早く温めることが出来るのです。

薪ストーブを使用する際の火の焚き方をご紹介したいと思います。

◆火の焚き方◆

何もない状態。
空の状態の薪ストーブ

・新聞紙を丸めて詰める

ここに新聞紙をくしゃくしゃに丸めたものを詰めていきます。
海外の新聞紙
ここで前もって覚悟しておいて欲しいことは、
NZの新聞紙は日本の新聞紙以上に、手が真っ黒になります。
火を焚いた後は、すぐに手を洗うか事前に軍手などをして丸めることをおすすめします。

新聞紙を詰めた後の薪ストーブ
このように全体に新聞紙を詰め終えたら、薪を乗せます。

・細目の薪を新聞紙の上に重ねる

新聞紙の上に細めの薪を乗せたストーブ
この時のポイントは、空気が循環しやすいように
薪と薪の間に空間を作ることです。
ぎゅうぎゅうに詰めすぎると、火を起こすのに時間がかかってしまいます。

・新聞紙にまんべんなく着火

薪ストーブに着火する寸前
薪を並べ終えたら、手前側の新聞紙にまんべんなく
何ヵ所かに着火していきます。

着火後すぐの薪ストーブ
するとこのように炎が広がり始めます。

・扉を軽く閉めて炎を全体に行き渡せる

軽く扉を閉めた薪ストーブ
炎が全体に広がり始めたら、軽く扉を閉めます。

全体に炎が広がる前に完全に扉を閉めてしまうと、
中に入る十分な空気がなくなり、炎が行き渡るのに時間がかかります。
炎が広がり始めた薪ストーブ

・いこったら大きめの薪を投入

いこってきたら(火がついて木自体が燃え始めたら)、
大きめの薪を投入します。
薪ストーブ用の薪
用途によって使用する薪は変わってきますが、
今の家では硬すぎない中くらいの硬さの薪を使用しています。

もっと硬い薪は火を起こしにくいのですが、その分いこっている時間が長いので、
つぎ足す頻度が少なくなります。
薪ストーブ内で燃え盛る炎
十分燃えているのですが、大きな薪を入れる十分なスペースがないため、
もう少し最初の木を減らしてもよかったかもと若干後悔。
大きな薪を投入した後の炎
そして、木を投入!
木を入れる際はやけどにご注意ください。
炎が作られたあとの薪ストーブ
そして、完全に扉を閉めます。
もう少し時間が経ってスペースが空いてきたら、
2、3本の木をつぎ足します。

★空気調節レバーについて

薪ストーブには空気調節レバーが付いており、
空気の入り具合によって、火の燃焼スピードを調整することができます。

薪ストーブの空気調整
この薪ストーブの場合、このように右上についているのですが、
このレバーを右にスライドすると空気が多く入り込み、
左にスライドすると空気を閉じ込めることが出来ます。
閉めた時に炉内に十分な熾火がないと、薪を燃やし切ることができないくらいの空気しか入らず、不完全燃焼になります。

最初は右にスライドしておき空気を十分入れ、完全に炎が起こせたら、
左にスライドするといった感じでしょうか。(部屋の暖かさ具合により要調節)
私は忘れがちですが、ずっと右にしたまま空気をたくさん入れ続けると、
すぐに木が燃え尽きてしまい、つぎ足す頻度が高くなります。

節約のためにも、ある程度燃えてきたら空気を閉じ込めた方がいいかな~と私は思います。

ちなみに灰などを集めたり、薪をくべる時に使える薪ストーブ用のキッドもあります。
薪ストーブ用キッド

以上、ニュージーランドの薪ストーブ事情についてご紹介しました。

是非、寒い時期に来られる方はこのやわらかい暖かさを実感してみてください^^

今回のおさらい英単語

暖炉 = Open fire
薪ストーブ = Wood stove またはWood-burning stove
※ちなみに暖炉、薪ストーブなど総称して、Fireplaceと言うことも多々あります。

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