たこ焼き好きの方には分かってもらえると思うんですけど、
無性にふとたこ焼きが食べたくなることってありませんか?
私は、一回それを思い始めると、食べるまでずっと
「たこ焼き食べたい」
と言い続けます。
それぐらいタルるートくん(わかる人にはわかる)にも引けを取らないくらいたこ焼きが好きです。
日本にいると、家にはたこ焼き器があってスーパーにちょこっと材料を買い物に行く、
またはちょっと足を延ばして美味しいたこ焼き屋さんへ行く、
ということがいとも簡単に出来てしまうわけですが、
海外にいるとそう簡単にはいかないんです。
今回はその問題について、熱く語っていきます。
海外で遭遇するたこ焼きに関しての問題点
②タコを食べる文化がない
③理想のたこ焼き器が身近に売っていない
ということ。
たこ焼き大好き人間の私にとっては本当に、
Oh Nooooooo!!!!
って感じです。
というわけで、この問題点について、
もうちょっと詳しく掘り下げて解決策を挙げてみます。
①たこ焼き屋さんがない
日本だと探せば見つかるたこ焼き屋さんがない。
こう思いません?
「日本食レストランに行けばあるんじゃないの?」
No, no, no~.
あるっちゃあるんですよ、メニューにね。
でも、
冷凍たこ焼きなんですよね。
邪道じゃ。
ここはたこ焼き好きにとって譲れないポイントです。
たこ焼きだからなんでもいいんじゃなくて、美味しいたこ焼きが食べたいんです。(暑苦しい)
②タコを食べる文化がない
そうです。アジア圏や地中海沿岸では好んで食べられるタコですが、
タコを食べない国が結構あるんですよね。
私が住んでいたカナダや、今住んでいるニュージーランドでも
タコが頻繁に食べられているという印象はありません。
少し思い出したのですが、
カナダに住んでいた時、ショッピングモールでチュロスを注文して待っていた時に、
知らないおじさんがいきなり話しかけてきて、
「Where are you from?」と言ってきました。
こういう風に突然話しかけられることはしょっちゅうあったのですが、
みんな気さくだったので普通に返答していました。
そして私が日本人だったということを知ったら突然、
「タコ is Octopus, right?」と言ってきました。その後も「うなぎ is eel」と、次々にいろんな魚介類の単語を出してきました。
こういう内容のやりとりは初めてだったのですが、
タコって言うくらいだから、そのおじさんはタコを食べる習慣があったのかな?と思いました。
といってもタコをスーパーで見た記憶がない。
タコ=デビルフィッシュ?
ちょっと気になったので調べてみると、
アメリカなどではタコのことをデビルフィッシュと呼ぶこともあるそうで、
キリスト教の原点でもあるユダヤ教の戒律(旧約聖書の記述)の教えで、
鱗のない魚(タコ/イカ/エイ/カニ/エビ/ウナギ/貝類)を食用としてはいけないということから、
食べない国があるようです。
またタコの怪物「クラーケン」のイメージなどもあって、タコ自体の印象が良くないものなのかも?
宗教的に禁止されていなかったとしても、見た目が気持ち悪いから食べられないという人もたくさんいます。
個人的に思ったのは、エビとか普通に食べてる人多いですし、
やっぱり不気味な見た目が要因なのではないかな~とか、ちょっと思いました。
結局、何が言いたいのかというと、
タコを食べる習慣がない → タコがなかなか売っていない
ということです。
タコの入手方法については後ほどお伝えします。
③理想のたこ焼き器が身近に売っていない
これがね~、なかなかのツワモノ。
nzdaisukiというニュージーランドに住んでいる日本人なら誰でも知っている、
日本人向けの情報サイトがあるのですが、そこの掲示板で売られているかな~って探してみたんです。
時期にもよるとは思いますが、そのタイミングでは見つけることが出来ませんでした;;
たまに、日本食が売ってるスーパーに行くと売ってるよ!
と聞くことがあって、見に行ってみたんですが、私が訪れたスーパーには
9個ぐらいの穴が掘られた鉄板しかありませんでした。
電気やガスがついてない鉄の板です。
んー、これは私の理想のたこ焼き器ではない。
もちろん作ろうと思えば作れますが、一気にもうちょっとたくさん作りたいし、
鉄板だけってのがなんだかな~~~。
と思い、最終手段。
海外でたこ焼きを食べるための解決策
たこ焼き器の入手方法
Amazon.co.jpから購入できるかな~と思い、
よさそうなのがあった!と思ったのでカゴに入れたら、
ご指定の住所、店舗にお届けできない商品、またはご指定の配送オプションでお届けできない商品が含まれています。
と出てきてしまいました。ガーン・・・
ちなみに買おうとした商品がこちら↓
Iwatani カセットガスたこ焼器 スーパー炎たこ(えんたこ) ブロンズ&ブラック CB-ETK-1
電気式ではなくガスカセット式なので、
ニュージーランドの電圧の心配もしなくて済みます^^
電圧については近々、改めて記事にする予定です!
Amazonで買えないのかぁ~、、、、
えーーーん;;
と思ったのも束の間、ちょっと思いついたことがあり検索をかけてみました。
co.jpがダメだったらAmazon.comで検索!!!!
これぞ、たこ焼き大好き魂。とことん解決策を考える。
そしてなんと、同じものを見つけました!!
Yeah!!!
Iwatani Cassette gas takoyaki device Super ENTAKO CB-ETK-1
ただ、注意して頂きたい点があるんです。
それは値段です!!
私が購入した時は$71(割高)で売られていたのですが、それにさらに追加で輸入・手数料が$18くらいかかってきます。
当時のレートで日本円にして結果支払った金額が、1万強です。
日本で買うと5000円前後なので、、、
ほぼ倍やないかーい!!
それでも、私はどうしてもたこ焼きを諦めきれずに購入しました。
注文してから到着まで、約1ヶ月かかるって書いてあったんですけど、2週間くらいで届きました。
住所の紙剥がしたらパッケージがちょっと崩れてしまいました。
・ガスボンベの入手方法
ちなみに、こちらはガスボンベは別売りになっています。
Iwataniさん専用のガスボンベを使って下さいって書いてあるんですけど、
私が探してみたところIwataniさんのガスボンベがないんですよね。
なので、仕方なく他のメーカーのものを購入しました。
私はこのガスボンベをアウトドア専門店Bivouac Outdoorという所で購入したのですが、
その後Koscoという韓国系列のアジアンスーパーへ行くと
もっと安くで同じサイズのガスボンベが売っていたので、そちらの方がお得だと思います。
ちなみに、購入したガスボンベで問題なく使用出来ています。
本体は揃ったにしても、材料どないなってんの?って感じですよね。
心配ご無用!タコの調達方法も合わせてご紹介します。
たこ焼き材料の調達方法
・タコ
クライストチャーチにお住まいの方なら、Koscoで冷凍のタコが手に入ります。
私はその時、たこを入手する方法はこれしかないと思って仕方なく冷凍タコにしたのですが、
その後、色んな人に聞いてみると、Theo’s Fisheriesという魚屋さんでもたまに売られているそうです。
出来ることなら新鮮な方がいいですよね。
・たこ焼き粉、紅しょうが、天かす、鰹節、青のり、ソース、マヨネーズなど
こちら全てリッカートンにあるJapan Martで入手出来ます!!
私が好きなたこ焼き粉↓
たこ焼き粉はなくても作れるのですが、いつもこれを買っているのでこの粉で作りました。
自家製たこ焼きのレシピでめちゃくちゃ美味しく出来るものを見つけたので、現在はこのレシピを使用し自作のたこ焼き粉を作っています。
ちなみに地域や家庭によってたこ焼きに入れる具材が違いますよね。
皆さんは何を入れるのでしょうか?
私はネギ、しょうが、タコ、天かすが基本の形です。
たまにそれに追加してお餅、チーズ、コンニャクなど入れることもあります。
地元の友達に聞いた時、キャベツを入れる人が結構いてびっくりしました。
というわけで、1ヶ月に1回くらいのペースでたこ焼き作ってます。笑
実際にたこ焼きを作ってみた
ガスなので換気扇の下でやっています。笑
窓を開けてテーブルで作ることも出来るんですが、冬場は寒いのでこの方法で。
使用してみた結果、ガスで作るたこ焼きめっちゃええやん!
ってなりました。
たこ焼きだけではなく、アヒージョなんかも手軽に作れたりするのでたこ焼き器って最高^^
ガスタイプのたこ焼き器のメリット
・取り外し可能
電気タイプだと鉄板と電気の部分が一緒になっていて、取り外すことが出来ないのですが、
こちらのたこ焼き器は鉄板を外すことが出来るので簡単に洗うことが出来ます。
・火力の調整ができる
電気タイプだと鉄板の熱さを調節できないものがほとんどだと思うのですが、
ガスだと火力を調節できるので、かなり良い感じにカリっと早く焼けます。
お店じゃなくて自宅で作るたこ焼きだと、味も自由に変えれるのでお好みのたこ焼きが作れる!
私はソース味の他に、ごま油・塩・マヨネーズ・海苔をかけた、たこ焼きも好きです。
最初、この味を教えてもらったときは、
いや~、ソース以外の味付けなんてどうなん?
と思っていたのですが、食べてみたら美味しくてハマってしまいました。
気になった方は是非試してみてください。
まとめ
海外でもたこ焼き器を日本から輸入することが可能ということ。
金額はほぼ倍でしたが、購入した結果、全く後悔していません!
さらにガスコンロタイプのたこ焼き器の利便性も知れたので、一石二鳥でした^^
いつでも好きな時にたこ焼きが作れる幸せ。
たこ焼きはやっぱり出来たてが一番ですね!!
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