海外にお住まいで読書好きのあなた!日本の本が恋しいと感じる時はありませんか?
どうしても日本の小説が恋しくて仕方なくなってしまった私が、日本の本を新書で入手した方法をシェアします。
電子書籍じゃ意味がない!
まず海外にいて日本語の本が読みたいと思った時に、ネットで検索しますよね。
「海外に住みながら日本の本を読む」ために出てくる方法のひとつに「電子書籍」という手段がちらほらと出てくるんですよね。
例えばビジネスの関係で日本の書籍を読む必要があったりする場合、電子書籍って世界中どこでも読めるので便利だと思うんです。
しかし!!読書を好む人間が思うこと、それは、
「デジタルじゃ意味ねぇ!!!!」
んです。
理由:デジタルな世界から離れたいから我々は本を読むのである。
これ、私だけが思っていることではないと思うのですが、本が読みたいと思っている時って、リラックスしたい時や心を落ち着かせたい時ではありませんか?
そんな時に、電子書籍を読んでいたらこうなります。
ブルーライトで目はチカチカしてやられるし、
スマホで読んでたら文字が小さくてフラストレーションが溜まるし、
スワイプが上手いこといかずにわけのわからん画面に飛んだりしたら、
「んもーーーーうっ!!!これじゃリラックスどころじゃないわい!!!」
ってなるわけですよ。
例えば夜眠れない時に本が読みたいな~ってなるでしょ、ほんでもって電子書籍見てしもたら余計に目がバッチバチなってまう。
だから、リアルな紙の本がとっても貴重なのです。
図書館という選択肢は除外
海外でも図書館に行くとちらほらと日本の書籍はあります。
しかし、何か違う。
誰が読むねんっていう日本の本がズラリと並んでいる。
さらに年季がすごすぎてあまり触りたくない・・・
という理由から図書館という選択肢はなしにします。
※これはあくまでも日本の書籍に限りです。
Amazonで買えると思っていた
紙の本を入手しようとAmazonを開く私がいたのですが、
さっそく出ましたこの文言、
「この商品はご指定の場所には配達できません。別の配送先を選択してください。」
チーン・・・。
アメリカに住む友達がAmazonからしょっちゅう本を購入していて、
「7冊買っても送料$25くらい」と言っていたので、そもそも配送できない選択肢が出てくるとは想像していませんでした。
調べてみると、
ニュージーランドでは消費税法(GST)改正に伴い、2019年11月18日からAmazon.co.jpはニュージーランドへの商品の販売、発送をすべて停止したとのことです。
ズコォーッ!!
これでAmazonから本を入手するという選択肢はなくなりました。
ニュージーランドで本を買うなら「honto」一択
それでも本を入手することを諦めたくなかった私は、他の手段はないものかと探してみました。
そして見つけたのが「honto」。
このhontoは日本国内外で利用でき、海外発送までしてくれる救世主のような存在。
本当にどの手段も見つけられなかった場合は身内にお願いするしかないと思っていましたが、
わざわざ発送の手続きをしてもらうのは気が引けるので、hontoの存在を知って助かりました。
このサイトは非常に見やすくて検索もしやすく、購入方法も簡単なので機械が苦手だという人でも比較的簡単に手続き出来るのではないかな?と思います^^
【重要】購入する際の注意点
hontoで本を購入する際に、海外在住の方に注意してほしいことがあります。
まずhontoのホームページを開くと、パッと目に入って来る広告があるのですが、それがややこしいのです。
【PC画面】
【スマホ画面】
「海外のお客様へ “honto”の商品を海外から購入する場合はこちら」
というバナーが出てくるのですが、
ここから購入してしまわないように気を付けてください!
クリックするとbuyeeのサイトに飛んで、余計なマージンが取られます。
そんなことをしなくとも、hontoのサイトから直接海外発送してもらえるように設定できるので、
その方法をご紹介します。
海外発送用にアドレス帳を設定
スマホから注文される方の方が多いかと思いますので、スマホの画面でご案内していきます。
①右上にあるメニューボタンから新規会員登録
メールアドレスを入力すると、そのアドレス宛にURLが送られてくるので、アクセスし、必要事項を入力して登録を完了させます。
この際に入力できる住所は日本のみとなっておりますが後で変更できるのでご心配なく。
②Myメニューにあるアカウントをタップ
③会員情報のアドレス帳情報をタップ
④下にある「アドレス帳を追加登録する」から海外の住所を入力し、その住所を通常使うアドレス帳として設定
以上の手続きだけで、海外から日本の本が輸入できます。
ちなみに支払いも海外のデビットカードなどが使用できるので、日本のクレジットカードを所持していなくても大丈夫です。
なんて便利なんだ!
ということで実際に購入してみました!
かかった期間と送料
購入したい本がいっぱいあって悩んだあげく、8冊の文庫本を購入することに決めました。
私が「文庫本」をあえて選ぶのは、軽い分送料が安くつくのとコンパクトなのが好きだからです。
ちなみに海外宛でも発送方法が選択できます。
1.国際エクスプレスメール便(EMS)…追跡可・補償あり
出荷からおよそ3~5日でお届け
2.航空便…追跡不可・補償なし
出荷からおよそ10日~2週間でお届け
3.エコノミー航空郵便(SAL)…追跡不可・補償なし
出荷からおよそ1週間~2ヶ月でお届け
4.船便…追跡不可・補償なし
出荷からおよそ1ヶ月~3ヶ月でお届け
1番から順に送料が安くなっていきますが、その分発送に時間がかかります。
私が選択したのは2番の「航空便」。
追跡不可で補償なしというのは若干不安がありましたが、とりあえず挑戦してみようと思いこれでポチっと。
ネットで購入したのは1月31日。
出荷のお知らせが届いたのが2月5日。
到着したのが2月18日。
注文から到着まで約2週間強でした。
コロナの状況下でこれだけの日数で届くのは結構早いんじゃないかと思いました。
ニュージーランド国内で注文したものが1ヶ月以上かかるといったこともたまにあるので、やはりさすが日本といった感じです。
【かかった料金】
商品代4917円+送料3042円=7959円(NZD$107)でした。
8冊注文してこれで収まったので個人的には納得の価格です。
梱包しっかりめ
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段ボールで梱包されて届きました。
プチプチで本に傷がつかないように包装され、
さらにプチプチの下はビニールで包まれていました。
ニュージーランドは梱包となると本当に簡易的で適当なので、こういったところにも日本を感じて若干癒されました。
私は日本の梱包は衛生的で個人的には好きなのですが、ニュージーランドの人はいつも日本の商品は梱包しすぎだと言います。環境を考慮しているからこそというのもとてもわかるのですが、私は日本式が好き。
結局購入した本がこちら。
・ツバキ文具/小川糸
・ナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾
・そして、バトンは渡された/瀬尾まいこ
・羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ
・カラフル/森絵都
・昨夜のカレー、明日のパン/木皿泉
・カフーを待ちわびて/原田マハ
・彼女のこんだて帖/角田光代
これから読むのでまだわかりませんが、全体的に癒される本を選んだつもりです。
本の匂いっていいですよね~。
海外でも日本の本を楽しみましょう^^
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