【2019年】日本の運転免許証をニュージーランド免許証へ書換える

ニュージーランドの免許証 手続き関連
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先日、日本の免許をニュージーランド免許に書換えを行いました。

どのような流れで書き換えを行えば良いのか、ご紹介していきます。

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ニュージーランドで運転する3通りの方法

日本の運転免許を持っている人は、ニュージーランドで3通りの運転方法があります。

1. 国際免許証を渡航前に日本で取得する

ニュージーランドに来る前に日本で国際免許証を取得しておくと、対象の国で運転することが出来ます。

国際免許証の有効期限は発行されてから1年ですのでお気をつけください。

発行にかかる時間や金額は、それぞれの都道府県によって異なりますので、警察署のホームページでご確認ください。

大阪の門真運転免許試験場で申請した場合は2350円で申請でき、数分待つだけで発行されました。

その際に必要な持ち物など忘れないようにしてくださいね!

2. ニュージーランドで日本の免許証を英語に翻訳する

「NZで運転する予定はなかったので国際免許証を取得しておらず、
1年以上は滞在しないけれど、遠出するのに運転する必要性が出てきた」

という方にオススメなのがこの方法。

日本総領事館や翻訳対応している会社に依頼して、日本の運転免許証の英語翻訳をしてもらいます。

翻訳に関しての詳細は後ほど詳しくご説明していきます。

3. 日本の免許証をニュージーランドの運転免許証に書き換える

1年以上ニュージーランドに滞在する方にオススメ。

そのメリットを下記にまとめてみました。

免許を書き換えるとどのようなメリットがあるのか

免許を書き換えると、どんなメリットがあるのか気になりますよね。

得られる一番のメリットは、

パスポートを持ち歩く必要がなくなる

ということです。

人にもよりますが結構アジア人は若く見られがちなので、

お酒を購入する時やカジノに入る時は年齢確認できるものの提示を迫られます。

このときに有効となるのが、「パスポート」または「ニュージーランドの運転免許証」です。

しかし、毎回パスポートを持ち歩くのって、結構不安ですよね。

殺人などの凶悪犯罪は少なくても、盗難などの軽犯罪は多いのがニュージーランド。

パスポートを取られてしまっては結構な痛手。

実際に、パスポートを失くした友達がいたのですが、再発行にも時間や費用がかかってきますし、かなり不便な時期がしばらくありました。

もし今後、長期滞在をお考えの方であれば、早いうちに日本の免許証からニュージーランドの免許証に書き換えておいた方が、後々楽になります。

さらにニュージーランドの免許の楽な所は、一度申請すると10年間その免許が有効になり、車の保険料も安くなります。

日本の運転免許証を書き換える場合は、筆記・実技テストなど受ける必要がなく、
視力検査をするだけで書き換えが可能となっています。
(注※日本で免許を取得後2年以上経っていて、ニュージーランドに現住所がある人)

☆必要書類と申請方法☆

申請のために必要となるものを、
New Zealand Transport Agency ⇒ https://www.nzta.govt.nz/
で公開されている情報と共に確認していきます。

  • fill out an application form [PDF, 239 KB]
    申請用紙に必要事項を記載したもの
    日本語での解説付き見本はこちら→ 申請用紙 見本[PDF]
  • present evidence of your identity
    パスポート
  • prove your eyesight meets the required standard
    →申請時に視力検査があるので必要な方はコンタクト・眼鏡を持参
  • provide a medical certificate (if required)
    →運転に影響を及ぼす可能性のある持病などをお持ちの方は別途提出が必要
  • present your overseas driver licence (and a translation if it is not in English)
    日本の運転免許証(12か月以上有効期限のあるもの)英語翻訳
  • let the agent take your photo and signature
    →エージェントでは写真撮影とライセンスに使用されるサインが求められます
  • pay the application fee
    →申請費用の支払い
  • provide high-quality, colour photocopies of all the original documents you’ve provided, as listed above (including any translations).
    上記書類のカラーコピー

【運転免許証の英語翻訳について】

注意して頂きたいのは英語翻訳についてです。

日本大使館や領事館で翻訳を依頼される方は問題ありませんが、

その他の翻訳会社を使用する場合は、ニュージーランドの陸運局指定の翻訳会社でないと許可がおりません。

翻訳を依頼される方は事前にこちらのリストに会社が記載されているかチェックしてから申請してください。

・国際免許証は翻訳書類として適用されるのか

今回私が申請するにあたり迷ったのがこれです。

私は国際免許証を持ってきていたので、そこに英語の記載もあるし、翻訳する必要がないのでは・・・?と思ったのです。

私が申請しようとした時は、陸運局の公式サイトにもこう記載してありました。

The following documents may also be acceptable as a translation: an international driving permit – issued in accordance with a United Nations Convention on road traffic.
(次の文書も翻訳として認められる場合があります。国際運転免許証-道路交通に関する国連条約に従って発行されたもの)

これ、いけるんじゃない???

そう思った私は英語翻訳なしで、国際免許証を手に申請所へ向かいました。

クライストチャーチのリッカートンにあるAA Centreという所です。

そこにいたお姉さんに、国際免許証は翻訳の代わりになるか早速聞いてみました。

そしたら、

ちゃんとした英語翻訳が必要だって言われました。ガーン。

なぜ陸運局はあんな思わせぶりな文章を書くんだ;;

(後日、サイトを確認するとその記載がなくなっていました。)

仕方ないので、近くにある翻訳会社に依頼することにしました。

日本大使館や領事館であれば$27で申請できますが、平日のみの受付です。

私の場合、訳あって土曜日でもやっている所で申請しました。

ちなみに翻訳会社は割高になります。

下記の会社(Trans National)で$49(4営業日仕上げ)です。

TransNationalのある場所

場所はAA Centreのある所から車で約2分、徒歩10分のところにあります。
TransNationalのある場所

画面左側にあるのがその会社です。

TransNationalの外観

小さなオフィスで、少しですが駐車場もあります。

パンフレットも載せておくので、参考になさってください。

TransNationalパンフレット

こちらの会社の翻訳であれば確実に受理されるので、平日に申請できない方など、
よかったら使ってみてください。

書類が出来上がったら、この会社から内容確認のメールが届くので、
問題なければ「その内容でOKです」という返信をするようにして下さい。

OKを出さないと発行されませんのでご注意ください。

TransNational Translations
住所:35 Riccarton Rd, Riccarton, Christchurch 8011
営業時間:月曜~金曜日 9:00~18:30 / 土 10:00~16:00 / 日 0:00~16:00
サイトURL:https://transnational-ltd.co.nz/

【申請日当日の流れ】

運転免許証の英語翻訳

土曜日の待ち時間

英語翻訳を入手した後、再度AA Centreに訪れました。

その日は土曜日ということもあり、かなり混んでいました。(といっても全員で40人くらい)

免許書き換えの窓口は1つしかなく、その列には10人程しか並んでいなかったのですが、一人にかかる時間がめっっっっっちゃくちゃながい。

ニュージーランドに来てこんなに長時間並んだのは初めてでした。

日本で大流行中のタピオカドリンクですら並ぶ必要がないニュージーランド。

ここでは約2時間待ちました。

なんでこんなに時間がかかるかというと、前の人の流れを見ていたら、
AAの保険に入るか入らないかの説明がされていて、それに時間がかかっていました。
「保険に入るのを希望する人がいた場合は他の窓口に行く」という日本的なシステムもなく、一部始終その窓口で説明が開始されます。

そのため、保険に入ると言った人がいればそれだけで待ち時間がさらに倍増します。

私の前に待っていたカップルは、結構な待ち時間にイライラし始めていたのですが、
ようやく回ってきた番に書類を提出すると、その翻訳が指定のものでなかったばかりに帰らされることになっていました。

2時間待ってこの結果は本当に可哀そう・・・

クライストチャーチで土曜日に申請する方は、他の申請場所へ行った方が良いかもしれません。
それか、土曜日に申請する場合は開店時間に訪れるのをオススメします。

申請できる場所は4箇所あり、そのうち土曜日も開いているところは2箇所となっています。
今回私が訪れた場所はAA Riccarton Roadです。
保証はできませんがAA Shirleyならもう少し待ち時間が少ないかもしれません。

また、平日であればVTNZ Jipcho Roadという所は政府による施設で、保険などの販売はしていないので、ここなら待ち時間はもっと少ないはずです。

詳しい申請場所については下記をご参考にしてください。

順番が回ってきたら(署名・視力検査・写真撮影・支払い)

・署名

自分の番が回ってきたら、用意していた書類を提出します。

保険についてのご提案は速攻でお断りしました。笑

内容確認をし、問題なければサインをします。

このサインが運転免許証に記載されます。

・視力検査

そして同じ窓口のお姉さんの元、視力検査を受けます。
(こういう作業も1人のスタッフが全て対応しているのでさらに時間がかかる。笑)

ニュージーランドの視力検査は初めて受けたのですが、すごく見づらかったです。

機械を覗き込むと、お姉さんから

「3行目の文字を全部読んでください」

と指示がありました。

左側に4文字、真ん中に4文字、右側に4文字ローマ字が並んでいます。

両サイドがおかしいぐらい見にくかったですが、
目を細めたり頭と機械との距離を変えてみてなんとか読むことが出来ました。

この視力検査、視力が2.0ある人でも落ちたことがあると言っていました;

一体なんなんだ。

・写真撮影

そして無事にOKが出たら、そのまま写真撮影に移ります。

椅子に座って、デジカメで写真を撮られます。

この時ピアスを付けていたのですが、つけていても何の問題もありませんでした。

・支払い

そして、申請料を支払います。

免許書き換えの場合の料金は、2019年8月時点で$52.10です。

料金の詳細はこちらからご確認ください。

以上で手続きは完了です。

2週間程すれば免許証が手元に届きます。

それまでは仮の用紙を渡されるので、それが免許証代わりになります。

2週間後・・・

無事にニュージーランドの免許証が届きました。

NZ免許証のレター

やったー!

ニュージーランドの免許証

これでパスポートを持ち歩く必要がなくなったのでかなり楽です!

1年以上滞在される方はぜひ書き換えてみてください。

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