ニュージーランドで病院に行った結果!ACCって何?

ケガ人の救世主!?ACCって何? ニュージーランド
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前回、はしゃぎすぎて腕が上がらなくなった件について記事にしました。

虹見たさに外に駆け出したらズッコケて腕が上がらなくなった話
大胆にズッコケて腕が上がらなくなったので病院に行ったという話を記事にしました。海外ではしゃぎすぎるのは危険だと思い知らされた1日でした。どういった経緯でこのようなことが起こったのか、詳しくご紹介しています。

今回は、その後病院に行った結果を簡単にまとめたいと思います。

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病院に到着したらすること

到着したらまず受付に行って、
簡単に事情を説明します。

今回訪れた病院は、クライストチャーチで唯一日本人のお医者さんがいるという病院でした。

日本人の方だと安心感があるので、出来ることならその人に診てもらいたいと思い、
イチかバチかで行ってみました。

しかし、私が行った日はその方は勤務されておらず、
他の医師の方に診てもらうことになりました。

ちなみにその日は日曜日で、料金が割高になっています。

その病院は手数料が前払いでした。
その額$145;;

高い。

海外の保険に入っているものの、
私の保険は1回のクレーム毎に$100かかるので、
申請するか微妙なところ・・・

受付で、患者インフォメーションシートに
情報を記載するよう言われます。

↓こちらがそのシートです。
patiant infomation form
全て書き終わったら、
ナースが呼ぶので待合室で待っててと言われ、待ちました。

・待ち時間はどれくらい?

日にちと時間帯にもよるかと思いますが、その日の待ち時間を参考までに記載します。

5分程待ったところで、ナースから呼び出しがありました。

思ってたよりも早い呼び出しだったなと思いながらも、個室に誘導されます。

そこでナースから質問があります。
どういう経緯でここへ来たの?というような内容です。

フラットメイトについてきてもらったので、
誤解の無いように、全てを目撃していた彼に説明してもらいました。
英語ネイティブの人が近くにいると本当に助かります。

ナースのお姉さんはその経緯を聞いて、彼に向かって

それはあなたのせいね!笑

と言っていました。
ちなみに彼も僕のせいだと反省していたので、
なんだか少し申し訳ない気持ちになりました。

 

そしてナースのお姉さんが、

今の痛みを1から10で表すとしたら、どれぐらい?

と聞いてきたので、

動いてなかったら2くらいだけど、腕を上げようとしたら7くらいです

と言いました。

そしてその後また待合室で待つように言われました。

そこからは40分くらい待ったかな?

合計にして、到着して診察終了までは1時間半程でした。
これは結構早かった方ではないかと思います。

診察結果

念のためレントゲンを撮る、とかはなくて、
ドクターの問診と触診でした。

触診では、腕をつかまれて痛いか痛くないかを聞かれたり、
あらゆる方向に伸ばしてみて、とか
僕がこっちに押すから抵抗してみて、とか言われました。

その結果、

骨折してたら動かせなかったりするところが動かせてたし、
掴んだ時に骨折してたらもっと叫ぶはずだから大丈夫だよ

と言われました。

こけた時の衝撃で筋肉が傷ついて、打撲みたいな感じになってるとのこと。

それで、打撲の時は「RICE」が重要だと言われました。

・RICEって何?

ん???ライス?米?

違います。

R=Rest(安静)
I=Ice(冷却)
C=Compression(圧迫)
E=Elevation(挙上)

これらのことでした。
安静にすることと、1時間に1回、20分程冷却することと言われました。
CとEに関しては、今の私には必要ないとのことでした。

しかし私は正直思ったのです。

めっちゃいい人やけど、ちょっとこの人アバウトじゃない?
本当にヒビが入っていないのか、このおじさんを信じていいの?

と。笑

様子を見てみて、ひどくなるようだったらACCもあるからそれで対応して

的なことを言われたのですが、

???

でした。

ACC???

気になった私はACCって何?とフラットメイトに聞いてみました。

・ACCにまつわる話をわかりやすく説明してくれた

すると彼はACCについて、友人のエピソードを語ってくれました。

ファームで働いてるやつがいたんだけど、
彼がキャベツをカットしていた時に、クワで思いっきり手を切ってしまったんだ。
手から血が流れ出ていて、彼はパニックになっていたけど、
周りにいた同僚たちがその様子を見て、

「お前、ACCゲットしたじゃん!!!」

「A-C-C!!!A-C-C!!!!」
と盛り上がり始めたのです。

しかし、彼にはそのACCが何のことなのかさっぱりわかりません。
それよりもこの手から流れる血を見ているにも関わらず、
彼らの言動にうんざりしていました。

そして彼は病院に行き、ドクターに診てもらいました。

診断結果は、全治1ヶ月。
その間は安静にするようにと言われました。

しかし、彼は仕事をしていないと収入がないし、生きていけない!
ドクターに反論しました。

するとドクターが、「ACCがあるから大丈夫だよ」と言ったのです。

そこで彼はようやく、ACCって何?と疑問に思い、
問いただしたところ、
「1ヶ月間休んでも、代わりに給料の80%が支払われるんだよ。」
とドクターが言いました。

そこでようやく彼はありがたみを知り、
「A-CC!!!A-C-C!!!」と歓喜に沸いたのでした。

というお話。

めちゃくちゃわかりやすいストーリーで説明してくれました。笑

そう、ニュージーランドにはこのようなサポートがあるのです。

・ACCの詳細

ACC=Accident Compensation Corporation

ニュージーランドの国内で起きた事故に伴う治療費の一部や補償金を負担する政府機関。
1974年から補償システムが導入されています。
ニュージーランドに住んでいようが住んでいなかろうが、ニュージーランドにいる人なら誰でも(国籍やビザ問わず)適用されます。
こちらの記事に、ACCに関することが詳しく記載してありましたので、
気になる方は参考になさってください。
https://nz-hoken.com/acc/

ちなみに病気については適応されませんのでご注意ください!

さいごに

診察後、ドクターからACCのナンバーが書かれた紙が渡されました。

ACCナンバーの書かれた紙
これからもし症状がひどくなったり、
治る気配がなかったらその時はこのACCにお世話になろうかと思います。

ちなみにその後、追加での支払いなどはありませんでした。

ACCがあれば海外保険っていらないんじゃないの?
って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
病気には対応していないので必須だと思います。

みなさん、海外では是非、思う存分楽しんで頂きたいですが、
怪我や病気にはくれぐれも気を付けてくださいね!

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