【療養日記】新型コロナなめてた。

COVID19 日常生活
スポンサーリンク

私は先日、新型コロナにかかりました。

新型コロナにかかるまで、私は完全に新型コロナというものをなめていました。

スポンサーリンク

私が新型コロナをなめていた理由

今年、周りで新型コロナにかかった人は多く、職場では私ともう一人以外のメンバー全員が新型コロナにかかっていました。

10月に日本へ1ヵ月強帰国することもあり、帰国前に新型コロナにかかることだけは絶対に避けたいと思っていたので、ニュージーランドでマスク撤廃が発表された後も普段からマスクの着用を徹底し、ビタミンや納豆を摂ること、毎日のストレッチや散歩をして免疫力を維持するよう心がげていました。

ちなみにニュージーランドでマスクの撤廃が発表された翌日には9割の人がノーマスクでした。

そのため、逆に変な目で見られたりすることはあったのですが、そのおかげか日本へ帰国する前~ニュージーランドに戻ってくるまで、新型コロナにかかることはありませんでした。

あれだけ人口の多い日本で新型コロナにかからなかったこと、そしてこれまでも周りはかかっているのに私は全くかからなかったということもあり、完全になめていました。

そして、ニュージーランドに帰ってきてからなら、
「どうせ普通の風邪と大差ないなら別にかかってもいいや」
「マスクするのも面倒くさいし、私はたぶんかからないタイプの人間なんだろう」と、
高を括っていたら・・・

ニュージーランドに帰ってきて、1週間マスクなしで仕事したら速攻新型コロナにかかりました。汗

日本で処方された薬を飲んでいた関係でビタミンを摂取するのもやめていて、ストレッチをする習慣もなくなってしまったのが余計に後押ししていたのかもしれません。

マスク撤廃後のニュージーランド

政府がマスク撤廃を発表してから、また新型コロナ感染者数が増えているようです。
マスク撤廃直後はほとんどの人がマスクをしていなかったのですが、最近マスクをしている人がまた増え始めています。
私の働いているお店に来るお客さんでは、約2割の人がマスクをしています。
陽性になったら、My COVID recordというシステムに登録しなくてはいけないのですが、大半の人がそのシステムに登録していないため、数字で反映されているのは3分の1または半数ほどだと認識しています。

私は念のためシステムに登録しましたが、周りで登録している人はわずかでした。
中には、「陽性になったけれど元気なので隔離もせず遊んでいるんだと、長時間会った友達に告げられた。しかも車の中でかなり咳をしていた」という人もいました。

新型コロナ療養生活日記

1日目

この日は今までに見たことのないぐらい最悪な気分になる夢を見る。自分の人格を疑ってしまうような夢で、夢でよかったとつくづく実感した。

そして朝から片頭痛。水を飲み込むと喉が少し痛い。

身体はだるいけど、これぐらいならなんとか働けるかもしれないと思い、風邪薬を服用してランチを準備。

化粧も済ませて洗濯物を干そうとしていたときに、夫「喉がいがいがする」と言ったら、RAT(抗原テスト)を受けるべきだと言われ、絶対にこれはただの風邪でコロナじゃないだろうと自信満々でいたら、速攻で2本線のお出まし。陽性のバーが出現。

  RAT結果陽性

あらら~。仕事に行く直前だったのですごく申し訳なくなったのですがこれだけはどうしようもないので連絡して1週間休みをもらうことに。

これから休みの間どうやって過ごそうかな~なんて甘く考えていたのも束の間。
この時の私はそんな余裕が後になくなることも知らずに「コロナ療養 どうやって過ごす」なんて検索していた。

熱はなく36.5℃でそこまでしんどくはなく少し動きたかったけれど、夫にうつすのは嫌だったので部屋で大人しくベッドに横になり、余裕のある時は準備しなくてはいけない書類の手続きに着手。

そしたら身体がどうしても日光浴をしたいと訴えかけてきたので庭で5分ほど日光浴。
というのも、外はそんなに凍えるほど寒くないのに、
身体の芯から冷えるほど悪寒がする。
日光浴をしたら体がぽかぽかとしてきたので、その後またベッドでゆっくりしていた。

しかし、その後また寒気がやってきて、胸焼けのような気持ち悪さも出始める。
念のため…と、体温計で熱を測ってみると、38.7℃の発熱

ランチは自分で作ったサンドイッチを食べて、夫にポカリを作ってもらうようお願いして飲むようにした。
夜になって熱が39.2℃まで上がる。

39.2℃

夜は夫がビタミンがよく取れるからといって、サーモンを使った料理を作ってくれましたがサーモンも脂が乗っていて美味しいんだけどこれがなかなかオイリーw

サーモンの晩御飯

元気な時に食べたいな~なんて思いつつも、作ってくれる人がいるありがたみを噛みしめながら就寝。

2日目

朝は38.1度。食欲はないが無理矢理バナナを食べ薬を飲み、水分補給をして頭を冷やしていたら一旦36.7度まで下がる。

身体はかなり軽くなったが、頭痛、喉の痛み、関節痛、くしゃみ、鼻水は継続中。
謎に、頭痛、喉の痛みと鼻詰まりは右側だけである。
そして耳の奥が痛い

右側の鼻の奥と耳の奥、そして目の奥の一直線上が炎症をおこしているような感覚。

喉の痛みは右側だけでも結構痛くて、血が出ているんじゃないか?という感覚に近い。
はまだ陰性だけど、コロナの症状が現れていて2人とも基本的に別々の部屋に隔離して過ごしている。

昼ごはんは雑炊を作り、晩御飯は夫が滋養強壮を考えてステーキを作ってくれた。

ステーキ

3日目

喉から流血しているのではないかというぐらい痛く、唾を飲み込むのもやっと。

喉の痛み
冗談抜きで唾を飲み込むことにこんなに恐怖心をかられることが過去にあっただろうか…というほど辛く、まるで刃が喉の奥にくっついているんじゃないかというような感覚で飲み込む瞬間は頭の両サイドにも激痛が走る。

そのため、それが原因で気持ち悪くなってしまう。
本当に、この症状が一番きつかった。

お腹が減っていて、喉が渇いていても気軽に摂取することができない。
食べられる食事が限られているので、「食べられそうなご飯のレシピを送ってくれたら僕が作るよ」と夫が言ってくれたので、
大根と生姜の卵スープのレシピをLINEで送信。
それも美味しく作ってくれ、大根と生姜のおかげか無事にスープが喉を通ってくれて摂取することができた。

食事ができるのも夫の介抱のおかげである。
本当によく面倒を見てくれていてありがたいな~とつくづく実感。

ポカリは3日で飽きて(甘いものを受付けなくなった)、冷水を飲むようになる。

4日目

3日目〜4日目の夜、喉の激痛が痛いってもんじゃなくて、これ以上悪化したら死ぬんじゃないかというぐらい神経に到達しているような痛みでなかなか眠れなかった。

大袈裟~と言われるのを覚悟で、この日は死を覚悟した。
あ~、前もってスタンディングノート(終活ノート)作っといてよかったな~。と実感した。
(いつかブログにも書こうと思っていたのですが、元気だけど緊急時用に終活ノートを作成しました)

このままではダメだと思ったので、夫へお願いしてドクターに連絡してもらった。

朝、オートミールを食べたのだけど喉をなかなか通らず、それでも痛み止めは飲まないと死んでしまうので少しだけ食べてロキソニンプレミアムの薬を飲んだら、死にそうだった痛みが少しましになった。

それでも痛みが完全になくなるということはないが、なぜか日中は体調がマシになる傾向にある。

5日目

クリニックで診てもらったら、ニ次細菌感染をしているとのことで抗生物質を処方された。

それを飲み始めてから、咳と共に痰がでるようになり、その痰が出た後は喉の痛みがかなりマシになる。
ただ、結構しつこい淡が続くので、咳と同時になかなか出てこないときがある。
そういう時は呼吸困難っぽくなってしまうので、自分がもし高齢になって今と同じ症状が出たら確実に亡くなってしまうだろうという恐怖心を覚えた。

やはり夜間は喉の痛みが悪化しがちで、毎日リセットされているような感じではあるが、徐々に回復傾向にある。

唾を飲み込む恐怖心がなくなったのと、少しずつ固形物を食べられるようになってきたのが嬉しい。

しかし、調子に乗って動き過ぎたらすぐに息切れしてバテてしまうのが厄介。
医者にはもう一週間様子を見たほうがいいと言われ、次の週も仕事の休みをもらうことになった。

6日目

抗生物質のおかげで喉がだんだんよくなっていっているが、まだ痛みは抜け切らない。
淡のせいでか声がダースベイダーみたいになった。
友達にLINEのボイスメッセージで「I’m your father」と送ろうか迷ったけどやめた。

身体はすごく寒いのに顔から上が熱をこもっているような感じがする。
抗生物質のせいか、胃がムカムカすることがある。やはり動きすぎるとしんどくなる。

7日目

少し元気になったと思ったのも束の間、動いた分だけしんどさが返ってくる。
声が少し戻った。結局ダースベイダーボイスを送ることができなかった。送っておけばよかった。

寝る時も頭の位置を上にしないと呼吸がしづらく、まだ時間がかかるなあといった感じ。

8日目

寝ていたら胸部の痛みが出てきた。呼吸も前よりしづらい。

特に起きた時の頭痛が殴られたような鈍痛でめまいもし、起き上がっていても血液の流れるような音が頭に響いてくる。このままでは血管が破裂して脳内出血でも起こすんじゃないかというレベル。

9日目

頭痛

頭痛が止みそうになく、動くたびに響くので何もできない。
大きな音(ドアが閉まる生活音や、道路を走るバイクの音)を聞いたり、天気の良い外を見ると通常以上に眩しくそれが頭に響く。

10日目

ロキソニンプレミアムも使い果て、ニュージーランドのPanadol(痛み止め)を飲んでも効かないのでドクターに連絡してもらったら、明日予約してと言われたので明日ドクターの元へ行くことになった。

11日目

ドクターに、頭が爆発しそうと言ったら「それはないから安心してね」と言われた。
わかってるんだけど、それぐらい痛いの;;

Panadolよりも少し強めのParac+Codeineを処方された。
一回につき2タブレット飲むように処方されたが、海外で処方された薬はいつも効きすぎて戻してしまう傾向にあるので、1タブレットだけ飲むようにした。

それでも処方後数時間は結構効いてくれたので良かった。
ドクターからはもう一週分の診断書をもらったが、さすがに3週間休むのは他のメンバーに申し訳ないなという気持ちと、少しずつ動いた方が良い気がしたので、とりあえずもう1日様子を見て復帰するか決めることにした。

12日目

薬が効いたのもあり、若干全体的な体調が良くなってきた。朝の頭の鈍痛は続いているが、数時間立って少し作業をしているとましになってくる。
シャワーを浴びながら「コーローナー、コーロナー、コロナは厄介だ~」なんていう幼稚園レベルの鼻歌を口ずさめるぐらいに元気にはなってきた。

ただ胸に違和感は残っていて、空咳がたまに出る。
久々にしっかりとした日本食を作って食べた。

13日目

朝はやはりしんどいが、徐々に良くなっていっているのでこれなら働けるかもしれないということで、
体調が悪化する可能性があるかもしれないけれど復帰したい旨をボスに報告したら、
「それなら最初の2日間はパートタイムで3時間ぐらい働いてみてくれる?」と言ってくれたのでその方向で復帰することに。

14日目以降

マスクをして仕事に復帰。
きちんと動くのが久々なのもあって筋力がかなり低下していた。
やれんことはないが、身体的には3時間がMAXだなという感覚。パートタイムにしてもらってかなり助かった。

復帰から3日目以降はフルで働いたが、午後にそこまで忙しくなることがなくそれもあってやり遂げることができた。

現在

体調は徐々に少しずつ良くなっていっており、空咳も少~しずつなくなってきている。
これまで、好きな歌を口ずさもうと思っても絶対に咳が出てきて歌えなかったのが、徐々に歌えるフレーズが長くなっていってることに気づき、肺も少しずつ回復していっているなという感覚。

ニュージーランドは新型コロナの助成金が出ます

コロナ助成金
あなたが新型コロナにかかり、自己隔離しなければならないために働くことができない場合、雇用主はフルタイムで働く場合は週 600 ドル、パートタイムで働く場合は週 359 ドルを受け取ることができます。

職場や働く時間によって金額が変動するのかもしれませんが、私が働く職場はきちんとした額の助成金を支払ってくれました。

新型コロナはかからんに越したことはない

今回コロナにかかって、本当になめてたなと実感したわけです。
無症状の人もいるし、人それぞれなのは承知していますが、個人的には二度とかかりたくないです。

インフルエンザか新型コロナにかかるか、どっちか選べと言われたらすかさずインフルエンザを選ぶでしょう。というぐらいのレベルで。(私は過去5回ほどインフルエンザにかかっております)

こんだけ辛くても軽症ってことにされちゃうんだから本当に厄介。

といっても、ニュージーランドはこれから夏本番でマスクしてたら倒れそうなので体調が良くなったらマスクなしで生活するとは思いますが、自己免疫力を高めるために程よい運動とビタミンと納豆の摂取は続けていこうと思います。

ちなみに私は新型コロナのワクチンを2回接種済みです。ちなみに今後新たに接種する予定はありません。

新型コロナ自体が根絶したならばそれは願ってもいないことですが、おそらく各々の免疫力を高めることが一番なのかな~と今は思います。

現在新型コロナにかかっている方でこの記事を読んでくださっている方、どうかご自愛ください。良くなることを祈っています。

そして新型コロナにかかっていない方も、これから引き続きお体に気をつけてお過ごしください。

PS.)他の記事にコメント頂いているのに返せていないものが多々あります。少しずつ返信してまいりますので少々お待ちください;;

コメント

タイトルとURLをコピーしました