クライストチャーチのミュージアムは入館料が無料!

マオリ民族の生活 ニュージーランド
スポンサーリンク

こんにちは!

先日クライストチャーチにあるカンタベリー博物館へ行って来ました!
この博物館は寄付でまかなわれており、入館料が無料になっています。

無料であれば、小さな博物館なのかなと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、コーナーがたくさんあり、ニュージーランドの豊かな文化遺産や自然遺産をについて学ぶことができ、かなり見ごたえがあります。

その一部をご紹介していきます。

スポンサーリンク

カンタベリー博物館の魅力

まず入館すると目に飛び込んでくるのがこちら。

絶滅した飛べない鳥「モア」

↓巨大な鳥「モア」の骨組み
絶滅したモアの骨格標本
この巨大な鳥、モアについて少し情報を追記します。

自然環境の温暖化や繁殖力の低さ、移住したマオリ族による乱獲(砂嚢に小石を溜める習性を利用し、焼け石を呑ませて殺す)によって、1500年代よりも前には絶滅していたと推測される。

「モア」の呼称の由来については、ヨーロッパ人が原住民(モア・ハンターと呼称されるマオリ人以前の原住民)にモアの骨を集めさせた折に「もっと骨をよこせ」(More bones!)と言ったのを、原住民が鳥の名前と勘違いしたのだと言う説を始め、幾つかの巷説が存在する。ちなみにマオリ人はこの鳥の仲間を「タレポ」と呼んでいた。
出典:Wikipedia

焼け石を飲ませて殺す・・・

恐ろしすぎる。

命の尊さを思い知らされます。

マオリ民族の生活

マオリ民族の生活

↓マオリ特有のタトゥーについてや当時使用されていた土器マオリのタトゥーや伝統的な器具

博物館が作られた当初の監督であり地理学者

館内をまわっていると一瞬ビクッとしたのがこちら↓

こっちを覗く人形の男性

誰かこっち見てる!

と思って近づいたら人形でした。

窓の外を見る人形の男性
地理学者であり、
1868年にこの博物館が建てられた当時の監督Julius von Haastです。

風情漂うクライストチャーチストリート

私が個人的にこの博物館で好きなのが、
Christchurch Streetという所です。
クライストチャーチストリート
ここは1870~1901年の間のクライストチャーチの街の様子が再現されています。
再現されたお店の様子
ここにも人形。

いちいちびっくりする。

↓靴職人さん
昔のクライストチャーチの靴屋さん

↓昔の自転車
昔の自転車

↓昔のクライストチャーチストリートの様子
昔のクライストチャーチの街並み

Triple crown special bike

↓1970年にIvan Maugerという人がこのバイクに乗り
「World Speedway Championship」で3年連続優勝するという、
過去に例のなかった快挙を達成しました。
バイクの説明文
彼の軒並み外れた業績を評価して、2人のアメリカ人が
「彼のバイクを金メッキにするのはどうか」と申し出ました。

それからそのバイクはカリフォルニアに運ばれ、内から外まで金メッキ仕様になりました。
その作業は18ヶ月かかり、その合計金額はUS$500,000(約5000万円)にも上ったそうです。
↓そのバイクがこちら
US$500000のバイク

昔の家具や道具などの展示

↓昔使用されていた家具などの展示もあります。
museum内観

南極に関する展示

↓南極の人々が使用していた自動車や装備、
それらに関しての物語が学べます。
乗り物エリア
↓南極大陸の最初の陸路横断をすることを目的に使用されたスノーキャットトラクター。
乗り物エリア

エコや環境問題エリア

↓年代別ごみの種類の移り変わり表
ごみの年代表

アジアの展示品

↓日本に関する展示もあります。
日本の侍

日本の文化材料

昔の日本の絵

鳥類コーナー

↓様々な種類のKiwi
色んな種類のKiwi birds
↓アロサウルス恐竜の骨格
恐竜の骨格標本

必見!FredとMyrtleによるパウアシェルハウス

paua house出典:https://www.canterburymuseum.com

中でも本当にオススメしたいのが、貝殻でいっぱいのシェルハウスです。

入り口にいたお兄さんが丁寧に説明してくれました!

このシェルハウスが出来た背景は、
50年以上前にFredとMyrtleというご夫婦が南島の小さな漁村で、
リビングの壁にパウアの殻を装飾し始めたのがきっかけです。

そして何年にもわたり、1000個以上の貝殻が壁に加えられ、瞬く間に世間へ知られるようになり、100万人以上の来場者が訪れることになりました。
2008年にそのFredとMyrtleのシェルハウスがこの博物館でオープンされ、訪問者は自由にその家に入ることができるようになっています。

PAUA SHELL HOUSE

PAUA SHELL HOUSEを築いたご夫婦

またこの施設の中には小さなシアターがあり、
この家が出来た背景を知ることが出来ます。

とってもラブリーで温かいムービーなので、
是非ご覧になってください^^
上映時間は5-10分程なので、気軽に観ることができます。

そして、この家を出る前にお兄さんが、
貝殻を磨く前と後の実物を持ってきてくれました。

シェルを磨く前と後

磨くとこんなに美しくなるのが素敵すぎる。

とても温かみを感じることが出来る場所なので、
すごくオススメです!

さいごに

いかがだったでしょうか。
このように、様々なカテゴリーがあり見所がたくさんあります。

ご紹介したのは一部ですので、是非その目で訪れ、それぞれの歴史や自然遺産について感じ取っていただきたいです。

回る時間の目安ですが、ゆっくりめに回って2時間、サッと回っても1時間くらいはかかるかと思います。

来場後は、徒歩3分で行ける「化学実験室」をテーマにしたカフェでゆっくりするのもアリですね!

クライストチャーチで化学実験室をテーマにしたカフェ「BUNSEN」
クライストチャーチにはカフェがたくさんあるのですが、その中でもひときわ特徴的なカフェがいくつかあります。今回は化学実験室をテーマにしたカフェをご紹介しています!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました